近年、歯周病に関して肺炎や心臓血管疾患など、全身との関わりが指摘されるようになってきました。それは、歯周病が複数の歯周病菌による感染症だからなのですが、かといって歯周病になれば、すぐさまそのような疾患になるわけではありません。しかし、リスクは高くなるのは事実です。それに対して、従来の歯周病治療は患者さん自身による歯みがき等による歯垢除去と歯科医師あるいは歯科衛生士よる歯石除去が中心でした。(これを歯周基本治療といいます)もちろん、現在も歯周基本治療が中心であることには変わりがないのですが、21世紀に入り、それプラス薬剤を用いることで歯周病菌を減少させる方法が開発されました。それが、歯周内科治療です。薬を飲むといっても、ずっと飲み続けるのではなく、抗生剤をわずか3日間服用するだけです。また、それと並行して抗カビ作用のある特殊な歯磨き剤を使用していただきます。それで、短期間で一気に歯周病菌をたたき、その後は従来の歯周基本治療に戻っていきます。歯周病菌の存在を確認するため、位相差顕微鏡を用いるのが特徴です。
J.Tさん
ごぼうなどの繊維質のものが食べられるようになった。左右両方で、ものが噛めるようになって嬉しい。出血が全く無くなった。以前は血圧の最高値が高い時で200、普段も150ぐらい、最低値は100を超す場合あったが、歯周内科治療をしてから、血圧が安定しており、現在はほぼ正常値を保っている。
【院長コメント】
血圧値と歯周内科治療の直接の因果関係は不明ですが、J.Tさんの場合、血圧の薬も飲んでおられないので歯周病菌除去が何らかの影響を与えた可能性があるかもしれません。
N.Hさん
歯茎の腫れもひいて、出血もまったくなくなった。
右側の歯が動いて噛むと痛かったが噛めるようになってうれしい。歯茎がしまって動きもとまったのかなぁ。
口の中もすっきりして気持ちがいいからぺリオバスターNを使うことが習慣になっている。
今日は口臭が気になるという人にあげたくて買いに来ました。
【院長コメント】
ペリオバスターNは確かに口臭予防に効果があります が、歯周病菌をやっつけてから使用すれば鬼に金棒です。
N.Mさん
左下の歯が今まではぐらぐらしていたので、左側では噛むことができ ず、何年も使っていなかったのですが薬を使った歯周病の治療(歯周内科治療)を受けてから噛むことがで きるようになりとてもうれしいです。
ぺリオバスターNを使うと、口の中がすっきりするのでやめれません。